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嫌な気持とのつきあい方 44

前回、感情に支配されないためには、感情とうまくつきあっていくことが大切、というお話をしました。

感情とうまくつきあっていくためには、感情を無視したり抑え込んだりするのではなく、認めていくことが大切、というお話をしました。

「感情を認める」ということは、大切なことです。

「感情を認める」ということは、「感情を客観的に見ることができている」ということにつながるからです。

感情に支配されてしまっていて、いろんなまずいことを言ったりしたりしてしまう方の場合には、多くの場合、自分の感情を客観的に見ることができていません。

たとえば、Aさんの心の中に強い怒りの感情があるとします。

そのこと自体は別に珍しいことでもないので、特に問題というわけではありません。

でも、Aさんは、「自分の心の中に強い怒りの感情がある」ということを自覚していません。

なぜかというと、Aさんは、「自分が強い怒りを持つような人間である」と、思いたくないからです。

どちらかというと、怒りを持つのは悪いことだと思っているからです。

だからAさんは、自分の心の中に、強い怒りの感情があっても、それを見ようとはしません。

「自分の心にはそんなものはない」と思っています。

でも、見ないようにすれば、なくなるというわけではありません。

実際は、あります。

ただ「ある」だけではなく、Aさんがその怒りを見ないようにしているので、いわば「野生化」しています

(前にもお話したように、感情は動物のようなところがあります)。

どんな感情であっても、うまくつきあっていれば、そんなに困るようなことはしません。

でも、無視されている感情は、野生化します。

感情だって無視されるのは嫌なので、暴れたりすることもあります。

Aさんの心を支配して、まずいことを言ったりしたりさせることもあります。

そのような状態になっても、Aさんは、自分の心が強い怒りの感情に支配されている、ということに気づきません。

なぜなら、Aさんは、自分の心の中にある強い怒りの感情を、認めていないからです。

客観視できていないからです。

「強い怒りが自分の心の中にある」ということを認めていなければ、「自分が強い怒りに支配されている」ということに気づくことはできません。

自分で存在を認めていない感情に何をされていても、そのことに気づけないわけです。

怒りは野放し状態で、やりたい放題です。

Aさんにとっては、困った状態です。

このようにならないためには、どうしたらいいでしょうか?

まずは、怒りの野放し状態をやめることです。

「自分の心の中に強い怒りがある」ということちゃんと認めて、怒りを客観視できるようになることです。

そうすれば、強い怒りとも、うまくつきあっていくことができます。

怒りに支配されたりすることにはならないのです。


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読んでくださってありがとうございます。あなたが幸せでありますように☆.。.:*・゜

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プロフィール

野崎のりこ

Author:野崎のりこ
【プロフィール】臨床心理士です。カウンセラー職歴23年目。ご相談・助言をご希望の場合はカウンセリングルーム・レイでご提供しているサーヴィスをご利用ください。

【著書のご紹介】
「心を明るくする幸せのカギ」たま出版

あなたは幸せですか?
それともなぜだか幸せを感じられないでいますか?
「一体どうしたら幸せに生きられるのだろうか?」
「こんなことをしていていいのだろうか?」等々
悩んだり、迷ったりすることも、あるかもしれません。
この本では、これまで臨床心理士として多くの悩み苦しんでいる方達のカウンセリングをしてきた著者が、「どうしたら幸せに生きられるのか」についてわかりやすく説明しています。
生きていて何となく不満・・なぜか幸せを感じられない・・あらゆる心の悩みを感じている人々に向けて、幸せに生きるためのコツを説明した「読む」カウンセリングです。

この本を書いたのは、お一人お一人のカウンセリングの中でお話しすることを、その場で終わりにするのではなく、一人でも多くの方にお伝えしたい、と思ったからです。
カウンセリングの中で、一生懸命お話しすることによって、幸いにも元気になって頂けたりします。それは私にとって本当に嬉しいことです。でも、それで終わりにしてはもったいない・・という気持ちがあるのです。
人それぞれに悩んだり苦しんだりしていらっしゃいますが、全く同じというわけではなくても、いくらかは同じような悩みで苦しんでいる方は多くいらっしゃいます。
そういう方達に、私がカウンセリングの中でお話しすることをお伝えできたら、少しでも楽になったり元気になったりする方がいるかもしれない、
その可能性があるのなら、なるべく多くの方にお伝えして、一人でも多くの方に、楽に元気になっていただきたい、というのがこの本を書いた動機です。

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