FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

嫌な気持とのつきあい方 28

前回は、「怒りを抑圧する」のは、心の健康のために良くないけれど、

「人に対して怒ればいい」ということではない、というお話をしました。

怒りという感情だけでなく、他の感情も同じなのですが、

心の中で感じたり思ったりするだけなら、何を感じても、何を思ってもいいのです。

「こんなこと思っちゃいけない」とか、

「こんな風に感じるのは悪いことだ」というようなものは、何もないのです。

たとえば、カウンセリングでお会いする方の中には、非常に強い怒りを心の中に持っている方も、珍しくありません。

そういった非常に強い怒りは、ほぼ殺意といっても大げさではないくらいの感情です。

つまり、「殺してやりたい」位の、非常に強い怒りを、誰かに対して持っている方も、決して珍しくはないのです。

ですがもちろん、そういう強い怒りを持っていても、それを実行する、ということはありません。

むしろ皆さん、ちゃんと社会人としての生活を送っていらっしゃいます。

それはもちろん皆さんが、たとえいくら殺してやりたいと思う位腹が立つ相手がいたとしても、実際にそういうことをしてはいけない、ということをわかっていらっしゃるからです。

ですから、いくら心の中で殺意に近いくらいの怒りを抱えていても、実際に相手を殺したりはしないわけです。

このような区分けがしっかりとできることは、大切です。

「心の中で何かを感じる」のは、何を感じてもいいし、何を思ってもいい。

でもそれと、心の中で思ったことを実際に誰かに対して言ったり、やったりするのは、全く別のこと。

もしそれが、人を傷つけるようなことだったら、やってはいけない。

つまり、「心の中で何を思ってもいいけれど、人を傷つけるようなことをやってはいけない」ということです。


↓ブログランキング参加中です。カウンセリング関係のブログ情報満載です。
←クリックしていただけると、とっても嬉しいです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

野崎のりこ

Author:野崎のりこ
【プロフィール】臨床心理士です。カウンセラー職歴23年目。私がカウンセラーになったのは「人にとって最も苦しいのは、心が苦しいことだ」と高校時代に思ったからです。カウンセラーになりいろんな経験を経た今も、苦しみにはいろんなものがあるけれど、心が苦しいことほど苦しいことはない、と思います。心が楽になることが、人が幸せになるために絶対に必要なことだと考えています。一人でも多くの方の心が楽になることを願いながら、カウンセラーを続けています。ご相談・助言をご希望の場合はカウンセリングルーム・レイでご提供しているサーヴィスをご利用ください。

【著書のご紹介】
「心を明るくする幸せのカギ」たま出版

この本では、これまで臨床心理士として多くの悩み苦しんでいる方達のカウンセリングをしてきた著者が、「どうしたら幸せに生きられるのか」についてわかりやすく説明しています。
生きていて何となく不満・・なぜか幸せを感じられない・・あらゆる心の悩みを感じている人々に向けて、幸せに生きるためのコツを説明した「読む」カウンセリングです。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。