FC2ブログ

幸せのカギ~Let's Be Happy

心理カウンセラーが幸せに生きるコツを書いています。コツは小さなこと。でも小さなコツが人生の質を大きく変えることがあります。

Entries

うつ病は心の病ではない 4


人気ブログランキング

うつ病は、「心の病」ではなく「体の病」です。

どのようにしてうつ病になるかを、ご説明します。

脳には、多くの神経細胞があります。

mori.png
1つ1つの神経細胞を木に例えると、このように森のようにたくさんあります。

それぞれの神経細胞が、元気な状態の時は、こんな感じです。

tree_character_genki.png
こんな風に、1つ1つの神経細胞が元気でいると、脳の機能がきちんと働いて、体調も良く、気持ちも元気でいられます。脳神経は、体調や気分をコントロールしているからです。

ところが、強いストレスがかかると、血流が悪くなるなどして、脳の神経細胞に十分な栄養が行かなくなります。

それが短い期間であれば、脳の神経細胞に大きなダメージはなく、ストレスがなくなると共に、すぐに回復することができます。

ですが、強いストレスがかかっている状態が長い間続くと、脳の神経細胞に十分な栄養が行かないことが続き、神経細胞は弱ってしまいます。

tree_character_yowaru.png
脳の神経細胞がこのように弱ってしまうと、脳の神経細胞がコントロールしていた機能が、うまくいかなくなります。

脳は、睡眠や、食欲や、気分や、体調や、痛みなどをコントロールしています。

ですので、脳の神経細胞が弱ると、

・よく眠れなくなる

・食欲がなくなる、または食べ過ぎてしまう

・ゆううつ、不安、イライラ、落ち着かない等の気分の変調が出る

・体調が悪くなる

・痛みを強く感じるようになる

等の症状が出てきます。

このような状態になっている場合、弱っている脳の神経細胞を、元気な状態に戻していくことが必要な治療です。

脳の神経細胞は、栄養が十分でない状態が続いたことで弱ってしまっているので、栄養を十分に与えることが大切になります。

そのためには、

・お薬をきちんとのむ

・ストレスを減らす

ことが必要です。

一般に抗うつ薬と言われているお薬は、脳の神経細胞に十分な栄養を与えるように働いていると言えます。

ですので、そういったお薬を十分な量、きちんと飲むことで、弱った神経細胞に栄養を与えることができます。

また、強いストレスがかかっている状態のままでは、いくらお薬を飲んでも、脳の神経細胞に栄養が行きにくい状態が続いてしまいます。

ですので、できるだけストレスを減らすことによって、脳にきちんと栄養が行く状態を作ることが大切です。

例えば仕事が大きなストレスになっている場合には、一定期間お休みするということが効果があることが多いです。

このようにきちんと対処すると、弱っていた神経細胞も、次第に元気を取り戻してくれます。

十分な期間そのようにしていると、元通りに元気になってくれます。

そうすれば、うつ病の症状は出なくなります。

うつ病は治ったと言えるのです。

*うつ病の成り立ちや治癒過程については諸説あり、現在まだ定説はありません。上記はご説明するのにわかりやすいと筆者が考える仮説をご紹介しています。

*ここでご説明しているうつ病は、ストレスを主原因として発症するものについてです。内因性のうつ病や双極性障害、パーソナリティ障害などにおけるうつ状態の場合には、この説明は必ずしもあてはまりません。


↓カウンセリング関係のブログ情報満載です。

人気ブログランキング ←あなたのクリックが更新の励みです٩(。•◡•。)۶
ありがとうございます☆.。.:*・゜

スポンサーサイト



うつ病は心の病ではない 3


うつ病は「心の病」ではなく、「体の病」です。

強いストレスが長期間続くと、誰でもなる病気です。

うつ病は、「性格」や「気持ちの持ちよう」の問題ではなく、脳の神経細胞が弱ることでなる病気です。

原因は脳の神経細胞が衰弱してうまく機能しなくなっていることにあります。

脳は体ですよね。

だから、体の病気なのです。

うつ病を治すためには、衰弱している神経細胞を、元気な状態に戻すことが必要です。

それがなくては、いくら気持ちを強く持とうとしたり、明るくしようとしたりしても、うつ病の症状はなくなりません。

体の病気なのですから、「気持ち」では治らないのです。

気持ちを強く持ったり、明るくしたりすることは、大事なことですが、

それと病気が治るということは、別のことです。

それは、他の体の病気を考えてみれば、おわかりになることと思います。

肺炎になっている人に、「気持ちを強く持ったら治る」と言うとしたら、無茶なことです。

気持ちを強く持つことは、大事ではあるでしょうが、それで肺炎が治るわけではありませんよね。

肺炎が治るためには、適切なお薬と、しっかり体を休めることが大切です。

足を骨折している人に、「明るい気持ちでいれば治る」というのも無茶な話です。

いくら明るい気持ちでいたとしても、ちゃんと固定したりせずに歩き回っていては、骨折は治りません。

脳の神経細胞も同じことです。

「気持ちを強く持っていれば治る」「明るい気持ちでいれば治る」ということではありません。

「うつ病」と診断される程度に神経細胞が弱っている場合には、まずはお薬と、休むことが必要です。

そうすることによって、しっかりと神経細胞を回復させることが大切です。

他の体の病気と一緒なのです。


↓カウンセリング関係のブログ情報満載です。

人気ブログランキング ←あなたのクリックが更新の励みです٩(。•◡•。)۶
ありがとうございます☆.。.:*・゜

左サイドMenu

プロフィール

のん

Author:のん
【プロフィール】臨床心理士。カウンセラー職歴24年目。私がカウンセラーになったのは「人にとって最も苦しいのは、心が苦しいことだ」と高校時代に思ったからです。カウンセラーになりいろんな経験を経た今も、苦しみにはいろんなものがあるけれど、心が苦しいことほど苦しいことはない、と思います。心が楽になることが、人が幸せになるために絶対に必要なことだと考えています。一人でも多くの方の心が楽になることを願いながら、カウンセラーを続けています。ご相談・助言をご希望の場合はカウンセリングルーム・レイでご提供しているサーヴィスをご利用ください。

【著書のご紹介】
「心を明るくする幸せのカギ」たま出版

この本では、これまで臨床心理士として多くの悩み苦しんでいる方達のカウンセリングをしてきた著者が、「どうしたら幸せに生きられるのか」についてわかりやすく説明しています。
生きていて何となく不満・・なぜか幸せを感じられない・・あらゆる心の悩みを感じている人々に向けて、幸せに生きるためのコツを説明した「読む」カウンセリングです。



最新記事

カテゴリ